Blue One
導入事例 · CASE STUDY
一般社団法人 西芳会 ロゴ
一般社団法人 西芳会
西芳寺(苔寺)後援団体 | 文化・伝統

世界遺産の庭を、
世界の言葉で。

西芳寺を伝える一般社団法人 西芳会が、Blue One を選んだ理由。

ユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産にして、国の特別名勝、約120種の苔が庭を覆い、「苔寺」の名で世界に知られる西芳寺。その魅力と価値を世界へ伝える役割を担っているのが、一般社団法人 西芳会です。海外から訪れる方も多く、発信は日本語と英語の二言語で行われています。かつて英訳は、すべてプロの翻訳者に依頼していました。いまは、苔の生態や、美術作品の名称など、専門知識が必要なコンテンツを中心に Blue One が翻訳を担っています。担当者の作業は、最終確認とわずかな手直しに収まりました。

ポータルサイト「into Saihoji」のトップページ
専門記事も社内で完結
学術記事の英訳を、外部に依頼せず社内で完結
訳語が、最後まで揃う
苔の生態も、美術作品の名称も。専門用語がぶれない
枠の詰め直しが不要
枠の詰め直しも、修正の依頼も不要。待ち時間は別の業務に
世界遺産 · 特別名勝
西芳寺(苔寺)を支える後援団体。発信は日英2言語
「資料の翻訳には、何よりも信頼性が求められます。人にお願いするなら、日本語と英語の両方に専門知識がある方でなければ難しい。かといって一般的な AI ツールでは、訳語が揺れたり、文脈から外れたりする。Blue One は、その両方を満たしてくれました。専門的な言葉も正しく訳されていますし、文脈を読みながら訳してくださっている、という印象を受けます。読み返しても直すところが少なく、最終チェックの手間がかなり省けています。」
一般社団法人 西芳会

一般社団法人 西芳会は、西芳寺を支える後援団体です。ポータルサイト「into Saihoji」で西芳寺の魅力と価値を発信し、会員制度「Saihokai」を運営しています。参拝で訪れるだけでは触れられない西芳寺の姿を、オンラインコンテンツや会員向けの参拝という形で届ける。それが同法人の役割です。

「into Saihoji」の読みものが大切にしているのは、「五感を研ぎ澄まし、見えないものを見る、気づけてないことに気づく(sharpen your senses, see the invisible, and notice the unrealized)」という姿勢です。庭を守る人々への取材。苔庭の音。禅語の解説。扱うテーマは、多岐にわたります。

発信の言語は、日本語と英語。Web サイトも、現地でのご案内も、英語で統一されています。海外から訪れる方には、日本文化への関心が高い方が少なくありません。だからこそ、「西芳寺がどう伝わるか」を意識した質の高い英訳を大切にしてきました。

課題

人に頼めば限界があり、AI に任せれば揺れる

Blue One を導入する前、英訳はすべてプロの翻訳者に依頼していました。品質には満足できる一方で、依頼先の業務量には限界があります。コストも積み上がっていく。英語にしたい文書があっても、気軽には依頼できないという課題がありました。

ただし、公開する文書を AI に任せるには条件があります。表記が揺れないことです。一般的な AI ツールでは、イギリス英語とアメリカ英語が混在する。同じ日本語が、資料の前半と後半で別の単語に訳されている。文化財の情報として世に出す以上、これは見過ごせません。

「翻訳は、すべて翻訳者の方にお願いしていました。ただ、どうしても相手の業務量には限界がありますし、コスト面でも大きくなってしまう。そこで、AI を使ってみたらどうかという話になりました。」
一般社団法人 西芳会
施策

行政関連の書類から試し、記事の英訳へ

最初に Blue One を使ったのは、記事ではありません。行政関連の書類でした。法律に関わる硬い言葉が並ぶ文書です。日本の法令の英語版を参照しながらファクトチェックを行ったところ、訳出は正確でした。

ここから、用途はポータルサイト「into Saihoji」の記事へと広がります。西芳寺で行われた講演を記事にしたもの。庭や苔にまつわる解説。学術的な内容を含む読み物の多くは、いま Blue One が英訳を担っています。

懸念していた表記の揺れは、Blue One では起きませんでした。冒頭で選ばれた訳語が、最後の一文まで変わらない。前半と後半を見比べて確かめる、という作業が要らない。文化財を扱う文書に必要な一貫性が、最初から備わっていました。

「行政向けの書類なので、法律などの硬い言葉も含まれます。それも正しく翻訳されていました。確認作業だけで済んだのが、まずありがたかったです。」
一般社団法人 西芳会
「資料に関しては、(表記の)揺れが全然出ないんです。なので最終チェックの際に訳語を書き換える手間が省け、業務負担がかなり軽減しました。」
一般社団法人 西芳会
ポータルサイト「into Saihoji」の記事一覧ページ
ポータルサイト「into Saihoji」の記事一覧 / 一部 Blue One 使用
成果

専門記事も、レイアウトの調整も、任せられる

「into Saihoji」の記事には、学者が西芳寺で行った講演を記事にしたものが少なくありません。苔の生態に関する専門的な解説。美術作品の名称。日英双方の専門知識がなければ、プロの翻訳家でもミスが生じやすい領域です。かつては、こうした記事こそ外部の翻訳者に依頼するしかありませんでした。いまは Blue One が訳し、担当者のファクトチェック後の修正作業負担がなくなりました。

「into Saihoji」の記事に限らず、資料の翻訳(PowerPoint)でも、修正・推敲作業を抱えていました。日本語を英語にすると、文章は長くなる傾向にあります。元の枠に収まらなくなる。文字を小さくして凌ぐ。翻訳者に短くしてもらう。翻訳の現場ではおなじみの手間です。Blue One は必要な情報を整理したうえで、枠に収まる形にまとめます。この調整作業が、ほぼ不要になりました。

また、修正をお願いする気兼ねからも、その修正に費やしていた時間からも解放され、別の業務を効率的に進められるようになりました。

「もう少し短い文章にしてほしいとお願いするのも、翻訳担当者の負担になってしまう。それが申し訳なくて。かといって自分で直せば、そのぶん時間がかかる。いまは完全に AI にお願いできるので、出力を待つ間に他の業務ができるんです。結構効率的にさせてもらってるなと思います。」
一般社団法人 西芳会

公開日: 2026年9月12日

専門用語の多い日本語を、そのまま世界へ。

文化財の解説、学術記事、行政に提出する書類。正確さと表記の一貫性が問われる文書ほど、Blue One の価値は実感されます。専門知識のある翻訳者を探すところから始める必要は、もうありません。

法人でのご利用は Enterpriseプラン →

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会社概要

法人名
一般社団法人 西芳会
事業内容
西芳寺の後援団体。ポータルサイト「into Saihoji」の運営、会員制度「Saihokai」の運営

よくある質問

Q. 文化施設や観光の現場でも AI 翻訳は使えますか?

西芳会では、学術的・専門的な記事を Blue One が、情緒を伝える記事を人の翻訳者が担当しています。苔の生態や美術作品名といった専門用語も正確に訳出されるため、各分野の専門知識を有する翻訳者を探す必要が省けます。

Q. 一つの資料の中で用語や表記がバラつきませんか?

一般的な AI ツールでは英米表記の混在や訳語の不統一が起きがちですが、Blue One は文脈を読みながら訳すため、一つの資料の中で表記が揺れません。西芳会でも、最終チェックの際に訳語を書き換える手間がほぼなくなっています。

Q. 公開前の原稿や公式書類でも安全に使えますか?

お預かりした翻訳データを AI の学習に利用せず、通信・保管を暗号化。保持期間の設定・自動削除にも対応しています。機密文書を前提としたセキュリティ設計です。